リアル人狼ゲーム 戦慄のクラッシュ・ルーム
(C)2014 日本スカイウェイ、パル企画
谷口麻衣は、出張から戻る彼氏の部屋にむかっていた。カギを開けた403号室の中で、見知らぬ男女7人が激しくモメていた。麻衣は、間違いなく彼氏の家に入ったはずなのに、理解不能なその状況に混乱する。すると、7人ともこの部屋が自分の部屋で、麻衣が入ってくるまでに、何度も同じ質疑応答を繰り返し、どうやら1部屋を9人の人間がシェアしているのではないか、それぞれが持つアルファベットが刻まれた鍵が、部屋から出るためのヒントではないか、との推測にいきついていた。
さらに、浴室には身元不明の死体が置かれていたのだ。
混乱続きの中、この部屋の住人の一人の通報により、403号室に到着した警察官と大家がドアを開けた。しかし、そこは空室だった。通報者の携帯に電話した警察官は、このマンションが明日解体されることを告げた。
この死体はいったい誰によって殺されたのか?そして、空室のこの1部屋を、9人でシェアするというありえない状況はいったい誰によって仕組まれたものなのか…。明朝のマンション解体までに、その犯人を見つけ、鍵に仕組まれた謎を解ければ、外にでることが出来るようなのだが…。